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Streetwise™のシステムインテグレーション

ウエハソートデータをStreetwise™のような既成のソフトウェアで解析する場合、インプットとアウトプットのデータ形式が自社のフォーマットとマッチするのかどうか? 自社のCIMとうまく連携することができるのか?が気なることでしょう。 今日は、Streetwise™導入時に、既存システムとの相性に関わってくるインプットとアウトプット部分のシステムインテグレーションについてご説明したいと思います。

2008年8月

 

Streetwise™では通常STDF(Standard Test Data Format)もしくはATDF(Ascii Test Data Format)を読み込み、解析を行います。
このSTDFファイルというのは、ATE業界での標準データフォーマットとして、米Teradyne, Inc.が開発し1993年にリリースしたものです。
STDFファイルはバイナリ形式で、それをAscii形式にして扱いやすくしたものがATDF(Ascii Test Data Format)となります。しかし、現実ではテスタでの測定結果のデータフォーマットはお客様により様々で、ある特定のテスタのデータフォーマットで保管されていたり、データベースを構築して独自フォーマットで保管されていたりします。
またアウトプットに関しても、独自フォーマットのデータで管理されているお客様も多く、単純にStreetwise™をサーバーにインストールしただけでは既存システムとうまく連携をとることはできません。

   

また、テスタでのテストが終了してから、Streetwise™の工程へ進む際に、テスト終了の合図を受けとってStreetwise™へ開始トリガをかける必要があります。
またアウトプットについても同様に、最終的にはマップファイルへStreetwise™の解析結果をアップデートして、後の工程へ進んで行くのですが、マップファイルの形態も、TSKフォーマット、TELフォーマット、データベースへ保管といったようにお客様により様々になるため、インプット、アウトプットの部分でコンバーターを作成します。


そこで、インプットからアウトプットまでの既存システムとStreetwise™を結ぶソフト(SWP tool)を作成します。お客様のシステムの流れ、独自フォーマットの仕様、オペレータがプロダクトラインの中でどのようにして作業を行うのか?それらの情報さえわかれば、後はティアテックがStreetwise™をお客様のプロダクトラインの中で最適な状態で働けるようインテグレーションいたしますのでご安心ください。


   
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