-プリント基板切削加工のPOINTその1-

切削加工機でプリント基板のパターン作成を行う場合、 パターン幅、切削幅、基板の種類などに応じて最適なツールを選択する必要があります。 特に微細なパターンの加工を行う場合は、ツールの選択だけではなく、 スピンドルの回転スピードや加工スピードにも注意が必要となります。
例えば、切削幅が微細な加工をする場合は、先端径の細いツールを使用しなければいけません。 ところが先端径の細いツールは折れやすい為、X,Y方向の移動速度を遅くする必要があります。
基板切削加工機「Quick Circuit」に付属のソフトウエア「IsoPro」では、 加工パターン、使用するツールに応じて最適なスピンドルスピードと、加工スピードを自動でアシストします。

2008年7月

 

スピンドルの回転数は「rpm」で表されます。
例えば10,000rpmはらば、1分間にドリルが10,000回転するスピードということです。
付属のソフト「IsoPro」が,使用するツールに応じて
スピンドル回転数と、加工スピードを自動でアシスト!!最適な設定で加工を行うことにより、加工面のバリを最小限に抑え、なおかつツールに無理な負荷を掛けることなく加工できるため、ツールの寿命も延びます。
また、最適なスピンドル回転数は、加工対象となる基板の種類によっても変わってきます。
IsoProではお客様の使用環境に合わせて、お客様自身で独自のスピンドル回転数と加工速度を設定する事も可能です。

ティアテックではお客様の要望に合わせて、3パターンのスピンドルスピードの加工機をご用意しています。
■スタンダードモデル:〜23,000rpm
■ハイスピードモデル:〜60,000rpm
■HFモデル:〜100,000rpm


 IsoPro
スタンダードモデル
■スタンダードモデル:〜23,000rpm


ハイスピードモデル
■ハイスピードモデル:〜60,000rpm

HF
■HFモデル:〜100,000rpm




次回は、加工する対象となる基板の種類による、スピンドル回転数や加工スピードの関係についてレポートをしてみたいと思います。

 
お問い合わせ・資料請求フォーム
 
・会社名
・部署名
・担当者名
・電話番号
・E-mail
・住所  
・問合せ内容
 

 

Mainページに戻ります