トライアキシャル‐SMA変換コネクターの紹介

ティアテックでは、信頼性試験の為の測定システムを販売している。fA帯での微小電流対応という事で3重同軸を採用している。測定器とプローバー間はトライアキシャルケーブルで伝送のやり取りをしているが、プローバーはシールドBOX内に設置されているため、シールドBOXで中継しなければならない。通常はトライアキシャル−BNCへ変換してる。今回紹介する変換コネクターはパネル設置型で、しかもトライアキシャル(TXA)−SMA一体型の変換コネクターである。

2008年9月

 

 

通常一般に市販されているパネル設置型で一体型の変換コネクターは、TXA−TXAまたはTXA−BNCである。では、TXAからSMAに変換する場合はと言うと、シールドBOXの外側TXAを取り付け、内側にはSMAを保持板に取り付けコネクター間を線材で結線する方法を取る事が多い。当然配線によるリークの問題が起こりうる。じゃ何故一体型は無いの?と言う疑問が残る。

 


左の写真は、トライアキシャル−SMAの一体型コネクターである。このタイプの一体型コネクターは、海外製品が多い。日本製もあるがサイズが大きい。海外製品は、受注生産のため納期も掛かるし少量ではなかなか対応してもらえない。価格も5万円以上するものもある。国内製も4万円前後とこれも高い。よって、TXA−BNC変換コネクターが主流となっている。しかし、同軸プローブ針は端子がSMAコネクターであり、シールドBOX内での同軸線はBNC−SMA変換となると非常に太いものになってしまう。よって同軸プローブ針に強い力が掛かり、操作性は非常に悪い。SMA−SMAの同軸線ならば、問題は解消される。

 

ティアテックでは、国内の大手コネクターメーカーより、このコネクターが入手出来ることになった。価格も海外製品と比べ、とてもリーズナブルだ。また、数量1個より購入することが出来る。万が一在庫を切らせた場合も2週間ほどで納入することも可能だ。必要があれば下記に問い合わせして貰いたい。

 


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