今回は、オートプローバーやセミオートプローバーと測定器をリノベーションする提案をいたします。リノベーションのReは、「再」という意味です。元々、マンションや建築物に対する言葉としてよく使われているようです。もともとあるものに対して改修工事を行い、用途や機能を変更する、使い方を変更するという意味です。利用していないもしくは稼働率が低い、セミオートプローバーやオートプローバーの有効活用を提案いたします。
※セミオートプローバーの場合 オートブローバーは自動的にアライメントをおこなうことができるが一部のセミオートプローバーではアライメント動作が面倒だったり、うまくいかなかったりすることがあります。こういうプローバーに対しては3点の位置情報(左図)を事前に取得しておくことにより、思い通りの場所にコンタクトし測定することができます。
コントロール手順 1.1番目の場所に移動して登録 2.2番目の場所に移動して登録 3.3番目の場所に移動して登録 4.X、Yそれぞれ何チップ分の距離かを登録
■まとめ オートプローバーの例では、御社の遊休資産を再活用するためご提案です。また、セミオートプローバーの例は測定器を制御するだけではなくちょとした工夫で既存のプローバーを有効活用した例です。弊社ではお客様の環境に合わせたリノベーションの提案を行っています。