早福荘日記

8月9日11時2分

(2011年 8月 9日)

平戸市民の会「9の日反戦・非核座り込み」に行ってきました。私は今年から参加してます。昨年と一昨年はテレビで慰霊祭を見つつ早福町も11時2分にサイレンが鳴り黙祷したのを記憶しています。青森出身の私は一昨年の8月8日に初めて長崎原爆記念館に行きました。母の三回忌で青森へ帰ってついでに長崎に一泊したんです。翌日が記念式典なので準備している所でした。焼け焦げて11時2分で止まったままの時計。焼け焦げて座ったまま死んでいる人間の写真。永井博士の事も初めて知り感銘しました。ある少年の焼け爛れた背中でうつ伏せで苦しんでいる写真に釘付けになりました。「この少年はこの後どうなったんだろう。こんな状態では亡くなったのではないか」と脳裏に焼きつきました。翌日テレビでその少年の写真が写しだされた時「あっ、昨日見た写真」続いて現在80歳をこえての谷口さんが写りました。あの背中全部が焼け爛れたあの少年が生きてテレビ中継されていた事に震撼致しました。この日は平戸出身の被爆体験者の

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