早福荘日記

禅と茶の伝来の地祭典

(2012年 5月 25日)

1191年宋からの栄西禅師が日本に初めて禅と茶を伝えたとされる平戸市小引町、千光寺で観光課主催の献茶式と平戸菓子物産展が開催されました。平戸藩第29代鎮真公が極めた「鎮真流」茶道は天皇家でも用いられ現在は第41代の松浦章氏が鎮真流家元で神奈川県を拠点に活躍されています。今回も献茶式に来てくださり観光客の方々と歓談されました。栄西禅師が座禅を組まれた石や茶畑をウエルカムガイドの松永さんが午後はガイドをしました。千光寺(せんこうじ)は檀家さんが現在80軒と減少を辿る中、田中住職を始め檀家さんが一致団結して二ヶ月に一度のペースで茶畑やお寺、周りを清掃整備して綺麗に維持しているのと毎朝6時45分から座禅を開放していることに感銘を受けました。旧早福分校も廃校から1年2ヶ月。閉ざされたまま荒れ野になっている状態です。町会議では旧文校を活用して清掃整備を町民でして行こうと会議中です。昨日のイキイキサロンでも草取りや花植えも会でしましょう、と盛り上がりました。千光寺さんの檀家さんたちが維持管理を実行していますことを手本に早福分校もして行こう、と改めて思いました。「今やらずにいつやる。自分がやらずに誰がやる」という書が千光寺さんには掲げられておりました。

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