全国版の俳句会「春嶺」に参加して1年半になりました。師匠である縣先生の持つ教室が田平町にもありまして今年から参加しました。先生は松浦市、会員の方は田平市在住です。みなさん早福には行ったことがなく「では、吟行に早福へ行きましょう。」と言って下さり実現。何とこの日だけ「梅雨の晴れ間」になりました。散策しながら「この花は何だっけ?この実は食べられる?あの島はどこ?」など歳時記とノートを片手に発見と疑問を歓談しつつ2時間ほど早福を散策。そしてランチを「早福荘」で。食後はしっかりと俳句作り。そして発表。選句。素敵な早福を詠んだ秀句がたくさん出来ました。 ●トンネルを抜け最果ての夏の海 ●浜風の届く館の夏料理 ●老鶯の声遠近に礫岩 ●新樹光海に裾引く屏風岳 ●五島列島かすかに望む夏の浜 ●烏賊釣りや昼は静かな漁師町 ●子供らの去りし分校梅雨晴れ間 ●恵比須神祀る窟の滴れり ●遣唐船渡りし海や夏つばめ
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