平戸市津吉町に江戸時代に平戸藩主が志々伎神社(しじき)参りの際に宿泊された古田本陣(こたほんじん)跡が有ります。何十年と子孫の方々も佐世保市に移住されて更地になり雑木林になっていました。歴史的遺産として価値の高い本陣跡をぜひ復元し平戸史跡に加えたいと今年3月に整備を始めた有志の方々がいまして早福荘日記に3月頃に書いたところ、8月末に学生の方からお電話を頂きました。「大学で平戸藩について研究しています。ブログで古田本陣の事が書いてあったので興味を持ちました。ぜひ見学させて頂けませんか?」という事でした。南九州大学の学生方が佐賀県の史跡見学と二手に分かれて来たそうです。地元の歴史に詳しく本陣復元の有志のお一人、岩元さんの説明を熱心にノートに取り、一旦帰りましたが夕方に同行の教授が古田本陣にとても興味を持ち、ぜひ見たい。と再度いらして志々伎神社も見学されました。学生の方々が平戸の歴史に熱心に勉強されていてとても嬉しかったです。平戸市野子(のこ)町に位置する志々伎山(しじきさん)は平戸の歴史の始まりとされて肥前風土記に記述されています。古田本陣復元は平戸の歴史遺産として大変貴重です。復元を切に願っています。 |