早福荘日記

奥ひらど文化祭

(2013年 11月 10日)

10月末の平戸市田平町の文化祭を皮切りに平戸市のあちこちで「文化祭」が開催されます。毎週末にされ最終は生月島と北部公民館の17日の文化祭まで6ヶ所でされます。ステージ発表と展示と力作揃いの充実したなかなかのものになっていると思います。わが香雲堂吟詠は幼稚園生から87歳の幅広い層でイキイキと活動しています。毎年、大河ドラマに因んだ発表をしています。今年は「八重の桜」に因み「会津の少女」「白虎隊」平戸出身の作詞家。藤浦洸の「西海賛歌」小学生兄弟は「川中島」を吟じました。会津の少女歌詞は「男児、義に赴く。吾何ぞ退ぞかん。会津の少女、気概多し。悲憤決起す娘子軍。襷、鉢巻、余烈在り。或は薙刀を提げて陣頭に立ち。或は猛火を冒して保塞を守る。花の顔、今夜叉の如く縦横奮戦玉砕を期す。もののふの猛き心にくらぶれば数にも入らぬわが身ながらも。花の命をおしみなく捧げて散りし乙女子の優しき胸に燃ゆる火よ忠烈会津の娘子軍」と吟じます。歴史上の偉人たちの辞世の句や史実を表す漢詩を吟で伝えるので私は詩吟が好きです。詩吟の人口がもっと増えたらな。といつも思います。若い世代のかたにも詩吟の良さを伝えられたらといつも思っています。

※クリックすると大きな写真が表示されます。


 
閉じる