ご自分で歩けますのでご自宅のお車で移動をお願いします。という事だったので9時半に佐世保市労災病院へ着きました。病室に行きますと看護師さんが「長後さん、お風呂も入ってお着替えもしましたから」と。父も「着替えもさせてくれたして。わい(私)退院するってが?」私は「うん、ここば出て市民病院さ移るの。父さん毎月かがってた病院だよ」父は自分で着替え靴も履き、トイレも行って来ました。「お世話になりました!」と歩いてたらナースステーションから「長後さん、退院されます」と担当看護師さんが声かけると数人の看護師さんが駆け寄ってきて「長後さん良かったですね!お元気でね」と数人の看護師さんらが笑顔で見送ってくれました。車中「じいちゃん(と主人は呼びます)トイレ大丈夫か?」父は「うん、まだいい」「じいちゃん歌うたえるか?」私は「歌えるのあったら歌ってみせ」父はニコニコしながらお得意の「泣くな小鳩よ」「大利根月夜」をアカペラで(いつも)朗々歌いました。主人は「やったあ!すごい!復活したぞ」と大喜び。父もニコニコ朗らかに笑いました。平戸大橋過ぎて明けの川内あたりに来たら父が「赤い橋通ったの」とニコニコ。私は「んだ!平戸大橋、赤い橋。父さんは、赤い橋って言って俳句も一杯作ってたよ」主人が「平戸大橋覚えてた!」と喜びました。 |