早福荘日記

転院3日目

(2014年 1月 24日)

朝の8時、主人と顔出しました。ちょうど朝飯時。エレベーター降りて左がサロン兼、食堂。せわしなく患者と看護師がひしめき合っていた。車いすに座らされた父が食堂に連れられて来たところでした。「長後さん。朝ご飯食べられますか?」と言いながら御膳を置き、廃人のようになっている父をテーブルに付かせたところでした。看護師は車いすのストッパーもせずに父を一人にしていきました。まるで廃人です。目がうつろ。ゴニョゴニョ言いながら体をふらふら。身振り手振りするのでがんがんテーブルやいすにぶつけます。これでは椅子から落ちたりぶつけてけがをしてしまう。父を主人に見てもらい、私は「長後ですけど、もう誰が見たっておかしくてご飯なんか食べれる状態じゃあないし、けがしちゃうわよ!怪我しないように何か工夫してよ!」と叫びました。大勢の看護師たちは「お名前どなたですか?」「どうなさったんですか?」と。「長後がおかしくなってて、怪我しちゃう感じなの。助けてよ!」と叫びましたら、それでも看護師が車いすの父に声掛けして血圧を測る。父がばんばん車椅子のパイプにぶつけたりしてるのに悠長な声掛けするので頭に来ました。やっと「看護師の詰所にベット用意しますから」と。暴れるのであちこちぶつけます。枕やクッション、紐で身体を結んだり怪我しないようにしてもらいました。

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