仲秋名月が9月8日でした。8日は詩吟の練習日なので前日にしました。7時頃に大きな月が自宅ベランダから向かいの「村山」(民宿の川をはさんでの裏の山)から出てきますので自宅から堪能出来るのです。言ってみれば「何て暇な人たちなんでしょう」って思われるかもしれませんが主人は71歳、父は88歳ですので元気に健康に飲めている今が幸せだと思いつつ、「名月を眺めてゆったり過ごそうよ」という思いで季節のイベントを楽しむようにしているのです。左の写真は「ほら、月が出たよ!」と私が叫ぶと「うわあ!出た!綺麗だ!」と盛り上がった瞬間ですのでめっちゃ、笑えるショットではないかと自画自賛しております。晴天の日で雲も全くなく本当に月だけが闇に浮かんでいました。秋風が涼しく吹いて空気が澄んで本当にきれいでした。携帯で月を映す姿や、次々に飛び出す迷句に大笑いしながら夜は更けて行きました。翌日は詩吟の帰りに9時過ぎにも月見しました。何と、5日間続けて見ましたら毎日、月の出が1時間近くずれて行き5日目の月は9時15分に出て、待ちくたびれて寒くなって眠くなって早々切り上げました。一日一日の季節の移ろいを間近に体感し「自然への畏敬」をしみじみ思いました。 ●誰彼も歌人になりぬ今日の月● |