外海へ行く前日の新聞にマザーテレサが聖人になった記事と日本初のフランス人の来日となった殉教者の記事があり、殉教地、外海へ続いている感覚で不思議な心待ちでした。私はクリスチャンでは無いですが、180年に渡るキリシタン弾圧の日本の歴史と太平洋戦争での言論の弾圧の歴史はどちらも為政者の行った事で、日本という国は、、、、と考え込んでしまいます。司馬遼太郎氏の、この国のかたちに糸があるような気がしてきました。昨年は長崎の教会群とキリスト教関連遺産として文化遺産登録が成りませんでして今年は潜伏キリシタン史実に絞り再申請されました。弾圧を乗り越えての日本でのキリスト教は文化遺産に必適する歴史と思えて来ました。殉教と原爆被害の歴史の長崎は考えれば考えるほど深いものを感じます。 |