早福荘日記

世界遺産登録になりま

(2018年 7月 1日)

平戸の聖地と集落、生月島から目前の海に見える中江ノ島はキリシタン弾圧時代に処刑された殉教の島です。この日は平戸港から船で中江ノ島を眺めて春日集落に着いてから棚田の上にある古民家を改装した観光案内所に向かい、持参のお弁当を食べてから更に棚田のてっぺんにカクレキリシタンの歴史を聞きながら登り見下ろした海に続く棚田は絶景でした。潜伏キリシタン遺産、キリスト教禁止の280年に渡る中、カクレキリシタンが、オラショと言う祈りの唱えを口伝えに伝承して来ました、生月の島の館には当時を再現しての詳しい展示が見れますよ。最初の写真の、オラショのコンサートはバチカン市国の法王の前で指揮を取った西本智美さんのひいおばあちゃんが生月生まれのご縁との事です。そのコンサートが10月にされます。豪華な物は何一つ無くて弾圧を耐え抜いてきた世界に類を見ない歴史に価値が示されました。カクレキリシタン、知れば知るほど深い歴史に心打たれます。

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