最近、釣果で一番あがっているのがこのカサゴ・・・沢山釣れる・・・最初は嬉しい高級魚、最近は「またカサゴか・・・」って贅沢になってきた。カサゴが釣れると周りに配る。配って配って、配りまくる。すると「どうやってさばくとうまく行く?」という質問が沢山来たので、これからカサゴをもらった方へ、ぜひこのページを参照してください、的に作りました♪

太一@2009年6月


まずはカサゴを用意しよう♪これは大島千波崎沖で釣れたアヤメカサゴ(通称アヤメちゃん)

 


まずはエラを取ろう♪このエラ、魚の匂いを出す部分だからね♪ くちゃいくちゃい・・・

 


カサゴの内臓も出すとこうなる。カサゴは臓物も釣った時から臭い。なぜか?それはウンチが磯臭いのだ!

匂いは気にしないで大丈夫♪ さばいて上記の状態になった時点で臭ければ危険だけど。。。

 


そしたらまずは左側面を上にしてさばこう。上の写真にある様に頭の固い部分手前に出刃包丁を入れる

 


ここが一番ポイントになる工程。カサゴの背びれギリギリで背骨ギリギリ。包丁をスゥーって入れる
何度でもいいから、丁寧に入れよう。背骨に「カリカリ」って音が鳴りながらさばければGOOD!

 


そしたら左手で身を掴んで、ゆっくりと、何度も包丁を入れよう。感覚的には骨から身を剥がす、という作業

 


次に胸ビレ手前で大胆かつ慎重に切れ込みを入れよう。これでサクの形が綺麗になるぞ♪

 


すると、ね、こんな形で綺麗に身が外れていく。包丁は骨に沿わせて何度も丁寧に♪

 


これが半身を切り落としたイメージ♪この形が出来ればGOOD!骨が見えるように綺麗にさばけたかな?

 


わたしは半身を刺身、半身を煮付け、が多い。なぜか?それは骨付きの方を煮付けにすれば
残すところ無く食べられるからね♪それがポイントなのだよ♪
おいしくなるシートで包むと【風呂上りアヤメちゃん】
の出来上がり(笑)

 


そしたら腹骨がついている部分を大胆に切ろう♪骨付き腹肉は煮付けの時に一緒に入れると全部食べれるぞ

 


皮を剥ぐ作業。これは慣れが必要だが、私はまな板の角に皮を当てて最初に切り込んでいく

 


皮がある程度持てるサイズまで取れたら、手で皮を持って包丁はあまり動かさず、皮を引っ張りはがしていく

 


すると、こんな感じで綺麗に皮がはがれるぞ!ぜひお試しあれ♪

 


そしたら、あとは刺身は多少厚く、カルパッチョは薄くさばいていく

 


私が好んで使っている「超簡単なカルパッチョ」の元♪

 


これが私の朝ごはん・・・朝からなんて贅沢な・・・(笑)

 

さてさて、カサゴのさばき方は分かりましたでしょうか?