クルーザーを購入した当時は兎に角「流せ!」とのチャレンジ。※流すとはトローリングの事。 一度かかるも夢はかなく終了したのはいつの事だろうか・・・(最初の方の釣り記録を参照) そして、ギャフまでかけて逃したサイパンツアー・・・思い返せば2007年、2008年、そして今回で3シーズン目の2009年、遂に、遂に、やったよ!感動して泣くかと思ったよ(笑)
飛行機を出すと直ぐにシイラの子供
(別名:ペンペン)が釣れる。
釣れる・・・釣れる・・・
そのビデオがこれだ!↓
沢山かかるんだけど、あんまり喜ばれない(笑)
可哀想なシイラ君達・・・
だってぇ〜6本ラインを出して引くんだけど、隣と絡めて
ライン解くのが大変なんだもの(笑)
波も荒く、大島で宿泊。今日は英気を養おう♪
そうそう、一度だけトローリングしている時に
「ジィ〜〜〜」って音が鳴り(Deeは1階で寝てた)
気づいたら私は「Hit!Hit!」と大声で叫び、他の竿を
片付けるが、その間に魚は「さよぉ〜ならぁ〜」といなくなる。
なぜフッキングしない?その回答が明日分かる事になるのだが・・・
さぁ、朝だ!出航だ!
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綺麗な朝焼けです・・・気合が入ります・・・うっす!!
これが船でトローリングをしている時の動き。揺れるんだ・・・これがまた・・・
そしてドラマはそこからあった・・・
ジィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
けたたましく鳴り響くリールの音、「Hit!Hit!」と叫ぶ俺。
ランディング(船に魚を揚げるまでの作業)を考えれば他の竿とリールを
速攻で片付ける必要がある。船の速度はそのままでフッキングさせる。
昨日に引き続き、2回目のヒット、【絶対】に取る!カジキか?大型シイラか?
竿とリールは全て5個出してある。片付けるのに2分はかかる。
あれ?
またいなくなった・・・完全にフッキングしてない・・・
なぜだ???
でも昨日に引き続き、Hitはしている。マグロ漁船の行動を思い返し、
「よし、Hitの後に船の速度を3ノットあげて、9ノットでフッキングだ!」
と話をしながら仕掛けを徐々に投入している中で、突然
えぇぇ〜そんなに直ぐに?!入れ食い?!
また他の竿を片付け始める。すると
「バシャーン」とはねるカジキ、初めての目視確認。心はバクバク(笑)
また一生懸命片づけをしていると「さよぉ〜ならぁ〜」状態・・・
なぜだ?なぜだ?なぜだ?なぜだ?なぜだ?
この時はDeeと会議が始まる。なぜフッキングしない?
理由を考える。針がきっちりとかかってないから外れる。
ポイントは返しまで到達すべきテンションをかける。
しかし、ジギングとは違う。竿とリールだけで10kg程度ある。
フッキングのために竿を振る事は出来ない。
「あっ、ドラグか・・・?!」
二人とも何かに気づいた。いままでドラグをかかったら分かりやすいように
すこし緩めていた。つまり魚がかかるとジィ〜〜〜と糸が出やすい。
シイラやカツオ、イナダ、色々釣ったが、これでOKだった。
しかし全てが硬いカジキ、フッキングさせる為にはドラグパワー全開♪
という事で、ドラグを両手で引いて少し出るくらいに硬くする(ラインが切れる手前)
ドラグの調整を全て行い、再度トライ、1時間後に
ジィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【来た!】
ラインが100m出る、200m出る、止まらない
遠くで跳ねる、その雄姿にうっとり♪♪ってそんな暇はない・・・
他の竿&リールも全て回収、片付けた、その時点でラインは400m出たか?
まだ魚がいる、カジキはそこにいる!
ファイト開始だ!
ビクビクビク、と小さい魚のような反応ではない、超重い、ただそれだけ。
少し巻けば、またラインを出される。すごい力だ。
とてもじゃないけど巻けない・・・
二人しか船に乗ってない。操船の為、作業を変わってもらう。
船をラインの方向と逆(ケツ向け)に走らせ、バックで近づく
するとラインも巻ける。よっし、これだ!
とてもじゃないが、一人では無理。すごい重い・・・
二人で交代交代巻く、操船する、を繰り返す。
20分後、カジキが船のそばまで来た。デカイ・・・3mあったカジキだ、
そりゃ〜、船の回りに来ると恐ろしいくらいにデカイ・・・
恐怖が頭を支配する。これは怪我したら重傷だ・・・
この記録は米国でのカジキファイト画面。近くに来て元気だと困る。
飛び跳ねる。船に向かってくる。人間ではひとたまりもない。怪我するよ・・・
「ぐわぁ〜 Oh my god!Oh my god!」とビデオで言っているが、魚の飛んだ
方向からして、竿を持っていた人間が負傷していると思われる。。。
【恐怖との戦い・・・】
と、突然、船の周りでカジキがひっくり返る。
よし!相手も弱ってきている!!
これはラッキーだった。すぐにギャフを入れるが抵抗は少ない。
よっし、全力で持ち上げろ!!声を上げる
「せぇ〜〜の それぇ〜」 「せぇ〜〜の それぇ〜」 「せぇ〜〜の それぇ〜」
5分間かかって、船の上に持ち上げた。カジキの抵抗は少しだった。
船にあがった瞬間、Deeと握手、ハグ、ビール乾杯、全てやった。感動の瞬間だった♪
旅の記録: 04:25 野増港を出発 05:35 トローリング開始 07:07 First Hit、フックアウト 07:30 Second Hit、フックアウト 08:33 Third Hit、ファイト開始 09:01 祝!ランディング 11:00 シーボに帰港、計測 13:00 解体終了、カジキ海へバイバイ 16:00 片付け&シャワー終了、帰路へ 18:30 自宅そばまで到着
直ぐに帰ろう、魚を入れるクーラーなんて
存在しないし、どうやって保管するかも知らない
タオル全てかけて、海水を浸し続け帰る事1.5時間
背中がすごい痛い・・・相当の力を出して俺が弱った(笑)
兎に角、早く帰港したい。11時には帰港していた。
シーボ(シーボニアマリーナ)に帰港後、計量の為、移動。。。
この重たそうな感じがなんとも言えず、ニヤニヤしてしまう(笑)
兎に角、重い。。。動かすのも一苦労。
身を切ればナイフは折れる・・・
怪物・・・本当にそう思った・・・
上記の写真部分しか身を持って帰らず、
吻を切った後に沖に出て、水深50mでバイバイ♪
Ecoな活動の一環?!
これが今回の軌跡、以外に沢山走ってない、なぜか?朝9:00にはランディング終了してたから(笑)
※当日の水温分布表はこちら
先週の「アラ」に引き続き、最高の結果を残せた♪♪
感無量!!!
帰りの車の中は楽しい会話に包まれ、シーボから三浦縦貫道まで
【80分】もかかる大渋滞なのにイライラしなかった(笑)
バターで焼いて、塩コショウ&醤油でフィニッシュ♪
船に感謝♪運転疲れたけど、でも
そんなのは嬉しさで吹っ飛ぶ。
しかし良く釣れたもんだ(笑)
!祝!カジキGET!!
実はこれでもまだ小型・・・目指せ200kg Overのカジキ!!
あぁぁぁ〜幸せぇ〜〜最高ぉ〜〜